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ハーブティーは健康長寿に効果がある? ハーブティーの種類や飲み方についても解説

ハーブティーは体に優しい飲み物で、様々な健康長寿効果を期待することができます。

ハーブティーの香りが自律神経に作用することで気分を落ち着かせ、健康的な生活を送る手助けになります。

チョイスするハーブによってはリラックス効果や不眠解消効果、集中力を高める効果や、風邪のひき始めに効果的なもの、脂肪燃焼・消化吸収の促進によってダイエット効果が期待出来るものなどがあります。

谷口 順彦

ハーブティーにはいろいろな種類があります。
この記事では9種類のハーブを紹介しますが、他にもたくさんのハーブがあります。
是非自分に合ったハーブを探してみてください。

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メディカルハーブセラピスト

ハーブについての基本知識では、ハーブの歴史、栽培方法、保管についてなどが学べます。
また、ハーブを用いたスキンケアは無添加で作用も穏やかなので、安心して使うことができます。ハーバルバスや蒸気吸入など日常でも活用できる、さまざまなハーブの活用方法が学べます。

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心と体の状態に合わせた精油のブレンディングなど、メディカルアロマの活用法を教授できる能力を認定する資格です。メディカルアロマのスペシャリストとして、精油の専門知識だけでなく基礎医学や心理学など幅広い知識を習得し、目的に合わせた利用法を指導できる専門人材になることを目的にしています。

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おすすめハーブ9選

ハーブティーとして楽しみやすいおすすめハーブを9つに絞って紹介していきます。

ハーブは細分化していくと1万種類以上あるといわれています。

それぞれに異なる作用・香りの効果があるため、自分自身にあったものを選んで試してみてください。

ジャーマン・カモミール

カモミールはハーブティーの定番として最も人気があるハーブの1つです。

キク科のハーブであり、ほのかにリンゴのような香りがする飲みやすいハーブティーになります。

穏やかな鎮静作用で気持ちを落ち着かせる効果に優れているため、ストレスや不安の解消・不眠の解消などが期待できます。

胃腸の調子を整える効果もあり、胃のトラブルにも役立つことに加え、身体を温めてくれる作用もあるので、冷えの改善・風邪のひき始めや生理痛などにも活用することができます。

レモンバーム

レモンバームはシソ科の植物であり、その名の通りレモンに似たさわやかな香りが特徴的なバーブです。

ハーブティーとしても癖が強すぎず、ほかのハーブとも組み合わせやすいためハーブティーをブレンドする際のベースとしても使われることが多いです。

リラックス作用に優れており、ストレスをやわらげてくれることで神経の緊張状態を緩和し、心を落ち着かせてくれるため、不眠の解消も期待できます。

ストレスからくる胃痛や食欲不振、PMSによるイライラなどにもおすすめです。

レモンバームに含まれるポリフェノールの1種であるロスマリン酸には、アレルギー症状の原因となる成分であるヒスタミンの過剰分泌を抑える働きがあるため、花粉症による鼻症状の緩和も期待できます。

パッションフラワー

パッションフラワーは古くから自然の精神安定剤・植物性トランキライザーとして親しまれているハーブです。

ほのかな渋味はあるものの、控えめで癖がなく、さらっとした上品な味わいのハーブティーになり、ほかのハーブとも合わせやすいです。

植物性トランキライザーといわれるほどの強い鎮静効果によって、ヨーロッパでは昔から不眠症などに使用されていました。

ハーブティーで取り入れるとリラックスした気分で自然と良質な睡眠につながるでしょう。

不眠症以外にも不安や過度な緊張から起こる胃腸症状やストレス性の頭痛・高血圧にも効果が期待できます。

ルイボス

ルイボスはさわやかさとほんのり甘い香りをもつため飲みやすさがあり、ペットボトル飲料としても入手しやすいほど日本での認知度が高いハーブティーです。

その飲みやすさからフレーバーティーに使用されることも多く、様々な種類が発売されています。

ルイボスには固有のポリフェノールであるアスパラチンという成分が含まれており、緑茶などに含まれるカテキンなどよりも抗酸化作用が強いといわれています。

抗酸化作用によって身体の老化防止・疾病予防・アンチエイジング効果が期待できます。

カルシウムやナトリウム、マグネシウムなどのミネラルも豊富でバランスよく含まれているのも、日本で人気が高い理由といえます。

ジンジャー

ジンジャー(生姜)は食材としてよく使用されるハーブの1つですが、ハーブティーとしても楽しむことができます。

辛味成分が含まれているため苦手な方は、はちみつなどで甘みをプラスすることでおいしく楽しみやすくなるでしょう。

ジンジャーの辛味成分でもあるショウガオール・ジンゲロール・ジンゲロンには血行促進や抗酸化・抗菌・体温上昇・代謝促進など様々な作用があります。

風邪のひき始めの悪寒や、冬場のひどい冷えの改善にもぴったりです。

ジンジャーには胃腸の調子を整える働きもあるため、胃がむかむかしているときに使ったり、吐き気やつわりがあるときに使ったりなども効果的です。

ハイビスカス

ハイビスカスは鮮やかな赤色が特徴的で、味としてはさわやかで強い酸味をもつユニークなハーブティーです。

カリウムが豊富で利尿作用に優れており、身体の余計な水分を排出することでむくみの解消・ダイエット効果、血圧が高い状態を改善する効果が期待できます。

また、抗酸化作用のあるポリフェノールや、ビタミンCも豊富に含まれているため、美肌を促す効果も期待でき、美容茶としても人気が高いです。

ローズヒップ

ローズヒップは比較的穏やかな酸味をもち、ハーブティーとして有名な種類の1つです。

ハイビスカスととても相性がよく、ブレンドされていることが多いです。

ビタミンCがレモンの20~40倍と、豊富に含まれており、そのほかにもビタミンAやβカロチン、ミネラルなども豊富に含まれています。

PMSや更年期の不定愁訴などにも効果があるとされており、特に女性にはうれしい作用がたくさんあるハーブティーです。

ペパーミント

ペパーミントはシソ科のハーブであり、主成分のメントールに由来する独特のスーッと鼻に抜けるさわやかな風味が特徴的です。

爽快なメントールの香りで気分をリフレッシュさせてリラクゼーション効果も期待できます。

それだけではなく、消化促進など胃腸の調子を整える効果があり、過敏性腸症候群の緩和にも使用されることがあります。

レモングラス

レモングラスはイネ科のハーブで、レモンに似たすがすがしい香りとかすかな酸味が特徴で、飲みやすいハーブティーの1つです。

その飲みやすさから、単体では飲みにくいハーブとブレンドすることで飲みやすいハーブティーになることも特徴的です。

胃腸の調子を整えてくれる作用があり、食欲不振や腹痛・ガスだまり、消化促進を助けてくれる効果が期待できます。

ハーブティーのおいしい入れ方と飲み方

ハーブティーをおいしく楽しむための入れ方で、重要なポイントを3つ紹介します。

「味や香りをしっかりと出すために温度の高い熱湯を使用すること」

「高温状態を保つためにティーカップやティーポットを温めておくこと」

「香り成分が揮発性を持つため、蒸らす時には蒸気を逃がさないようにふたをすること」

以上の3点を意識していただくと、ハーブティーを満喫できるでしょう。

ただし、あまり長く蒸らしすぎると渋味や雑味・えぐみが強く出ることがあるため注意が必要です。

ハーブティーのブレンドや牛乳やはちみつ、ドライフルーツなどを加えるアレンジも楽しく、おいしく続ける方法の1つなので試してみてください。

ハーブティーを楽しむうえで知っておいてほしい注意点3つ

メリット盛りだくさんのハーブティーですが、安全に楽しんでもらうために、3つ注意点をまとめました。

過剰摂取はNG

様々な効果が期待できるハーブティーですが、医薬品ではなく、あくまでも快適な生活を手助けしてくれる飲み物ということを忘れてはいけません。

たくさんの量を摂取したからその分効果が大きくなるというものでもないので注意してください。

短期的に過剰摂取を続けてしまうと、アレルギーなどを引き起こす可能性もあるため、あくまでも嗜好品として適切な量を楽しむようにしてください。

カフェインが含まれるものもある

「ハーブティーは基本的にはカフェインを含まない」と紹介しましたが、ハーブによってはカフェインを含むものもあります

また、目当てのハーブにはカフェインが含まれていないものの、緑茶や紅茶をベースとして香り付けでハーブを用いているフレーバーティーなどもあります。

「ハーブティーだから必ずノンカフェイン」とは言い切れないのでカフェインを控えたいという方は注意してください。

病気や体質によっては控えたほうが良いハーブもある

お茶だからすべての人が安全に使用できるというのは間違いで、服用に注意が必要な場合もあります。

持病のある方やアレルギーを持っている方、妊娠中の方など、その方の体質によっては適していないハーブも存在するため、下調べをおこなったり、医師などの専門家に相談したりするようにしましょう。

ご自身の今の状態に合わせてハーブを使い分けて健康に

健康長寿の為には、日々の精神的安定と食事、運動が重要です。それぞれを増進するためにハーブが役に立つこともあります。

ハーブにはここで紹介しきれなかった種類・効能もありますので、ぜひ色々試して、健康的な日々を過ごしてください。

体系的に学び、本格的に生活に取り入れたい方は、ハーブの資格取得を検討されるのもよいでしょう。


谷口 順彦

特定非営利活動法人日本統合医学協会理事
総合学園JOTアカデミー理事長

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メディカルハーブセラピスト

ハーブについての基本知識では、ハーブの歴史、栽培方法、保管についてなどが学べます。
また、ハーブを用いたスキンケアは無添加で作用も穏やかなので、安心して使うことができます。ハーバルバスや蒸気吸入など日常でも活用できる、さまざまなハーブの活用方法が学べます。

メディカルアロマインストラクター


心と体の状態に合わせた精油のブレンディングなど、メディカルアロマの活用法を教授できる能力を認定する資格です。メディカルアロマのスペシャリストとして、精油の専門知識だけでなく基礎医学や心理学など幅広い知識を習得し、目的に合わせた利用法を指導できる専門人材になることを目的にしています。

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