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心理・セラピー系資格を学ぶなら?人気講座と特徴を徹底解説

心理・セラピー系資格を学ぶなら?人気講座と特徴を徹底解説

心の健康を保ち、より豊かな人間関係を築くために注目されている「心理・セラピー系資格」。

心理学の理論を体系的に学ぶ講座から、アートや香りなどの癒しを実践的に取り入れる講座まで、その内容は多岐にわたります。

本記事では、代表的な心理・セラピー資格の特徴や学び方、費用の目安を比較しながら、目的に合った資格選びのポイントを解説します。

心理支援やメンタルケアの基礎を学びたい方はもちろん、教育・介護・医療・福祉の現場で活かしたい方や、自分や家族の心のケアに役立てたい方にもおすすめの内容です。

自分に合った学びを見つけ、心の専門知識を日常や仕事に活かしていきましょう。

谷口 順彦

心理・セラピー資格の中には、趣味として楽しめるものから、医療や福祉の現場で活かせる本格的な資格まで幅広く存在します。


この記事を読んで、自分に合った心理・セラピー資格について調べてみませんか?

\この記事をお読みの方におすすめの資格!/


アートセラピー資格

自分や他者の心理状態を絵や造形を通じて把握し、心の健康をサポートする知識とスキルを習得します。カリキュラムでは、風景構成画法やアートセラピーの効果を学び、心療内科などの医療機関や教育現場、カウンセリングにも活かせる内容です。
資格取得後は、家族や身近な人への心のケア、ホームサロンの開業、企業カウンセリング室での支援など幅広い分野での活躍が期待されます。

アンガーコントロールインストラクター


心理学やカウンセリングの基礎から、アンガーコントロールの実践的な手法までを体系的に学び、職場や家庭、人間関係での良好なコミュニケーションと自制力を身につけることができます。オンラインで学べるため、忙しい方でも自分のペースで進められるこの資格は、セルフメディケーションの一環として、健康的な生活習慣をサポートします。

アドラー心理学検定


「人間の悩みはすべて対人関係である」
アドラーの言う「勇気」の3要素(①リスクを引き受ける能力 ②困難を克服する努力 ③協力できる能力の一部)の中身を知り、自らはもちろん周りの人も勇気づけられる物事の捉え方や考え方を身につけ、他者の行動の受け止め方や言葉がけの方法を実践的に学びます。

心理・セラピー系資格とは?心の健康を支える学び

心理・セラピー系資格とは、心の健康をサポートするための専門知識や技術を体系的に学べる資格のことです。

ストレスや不安、コミュニケーションの問題など、心の不調を抱える人が増える現代社会において、心理の理解やメンタルケアのスキルは多くの分野で求められています。

これらの資格は、専門職だけでなく一般の方にも人気があり、以下のような目的で学ぶ方が増えています。

  • 自分や家族のメンタルケアに役立てたい
  • 教育・医療・福祉の現場で活かしたい
  • 副業や講師活動につなげたい

心理を「学問」としてだけでなく、「実践」として身につけられるのが心理・セラピー系資格の大きな魅力です。

心理系資格とセラピー系資格の違い

心理系資格とセラピー系資格は、どちらも「心の健康を支える」目的を持ちながら、学ぶ内容とアプローチが異なります。

分類学びの目的主な内容向いている人
心理系資格心の仕組みを理解し、理論的に支援する心理学・カウンセリング理論・傾聴技法など心理学を体系的に学びたい方、対話でサポートしたい方
セラピー系資格五感や体験を通じて心を癒すアート・香り・呼吸・色彩などの体験療法実践的に癒しの技法を身につけたい方、現場で活かしたい方

心理系は「理解と理論」、セラピー系は「体験と実践」に重きを置くのが特徴です。

どちらが優れているというよりも、目的によって選ぶのがポイント。

たとえば、理論を深めたいなら心理系、感覚的に癒したいならセラピー系が向いています。

現代社会で注目される理由

近年、心理・セラピー系資格が注目されている背景には、社会全体のメンタルヘルス意識の高まりがあります。

長引くストレス社会、働き方や人間関係の多様化、そしてSNSによる情報疲れなど、心の負担を感じる人が増えています。

厚生労働省の調査でも、「メンタル不調による休職・離職」が年々増加傾向にあり、企業や教育現場でも心理支援のニーズが高まっています。

また、コロナ禍をきっかけに、オンラインで気軽に学べる心理講座が急増し、「心のケアを自分でできるようになりたい」という人も増えました。

このように、心理・セラピー系資格は自分を守るための教養であり、同時に他者を支える力としても注目されています。

資格取得で得られるメリット

心理・セラピー系資格を取得することで得られるメリットは、「自分を整える力」と「人を支える力」の両方を高められることです。

単に知識を得るだけでなく、感情や思考を客観的に見つめ、より前向きな人間関係を築くスキルを身につけられます。

主なメリット

  • 自己理解とセルフケア力の向上
    心理学的視点から自分の感情や思考の傾向を理解できるようになります。
    ストレスや不安を上手にコントロールし、心のバランスを保つ方法が身につきます。
  • 家庭・職場での人間関係改善
    感情コントロールや傾聴スキルを学ぶことで、家族や同僚との関係がより円滑に。
    相手を受け止め、適切にコミュニケーションを取る力が育ちます。
  • キャリアや活動の幅が広がる
    医療・福祉・教育・企業・地域活動など、多様な分野で活用できる知識です。
    副業や講座開催など、新しいキャリアの一歩にもつながります。

資格を通じて学んだ心理的知識は、「誰かを癒す」ためだけでなく、「自分を大切にする」ための学びでもあります。

人との関わりをより良くし、人生そのものを豊かにする力を養えるのが、心理・セラピー系資格の大きな魅力です。

主な心理・セラピー系資格と特徴

心理・セラピー系資格には、理論を深めるものから、実践的に癒しを行うものまで幅広い種類があります。

ここでは、特に人気の高い資格をピックアップし、それぞれの特徴・学び方・活かし方をまとめました。

表を中心に、学ぶ目的や費用感も比較しながら見ていきましょう。

アートセラピー資格講座(日本統合医学協会)

日本統合医学協会より引用

主催団体日本統合医学協会
取得できる資格アートセラピー資格
学べる内容色彩心理
描画分析
心の状態を理解し癒す方法
学び方オンライン講座
(動画+テキスト)
学習期間約1〜3ヶ月
対象者教育・介護・心理支援
子どもや高齢者ケアに関心のある方
受講場所自宅・職場などオンライン環境下
費用目安一般:39,600円(税込43,560円)
モニター:19,800円(税込21,780円)
活かせる場教育・福祉・家庭など、
言葉にできない心を支える現場で活用可能

絵や色を通して感情を表現し、心の状態を読み解くスキルを学ぶ講座です。

アートセラピーは、言葉に頼らず自己表現や癒しを促す方法として注目されており、子どもや高齢者支援の現場でも活かせます。

初回申込者には、描いた風景構成画を専門講師が無料で鑑定する特典付きです。

アートセラピー資格の説明
アートセラピー資格とは?心を癒す力を学ぶ講座アンガーコントロールインストラクター資格に興味のある方必見!本記事では、資格の概要から学べる内容、活かし方、他の心理系資格との違いまで丁寧に解説。怒りの感情を理解し、家庭や職場、教育現場で役立つスキルを身につけたい方におすすめです。...

アンガーコントロールインストラクター資格講座(日本統合医学協会)

日本統合医学協会より引用

主催団体日本統合医学協会
取得できる資格アンガーコントロールインストラクター資格
学べる内容怒りのメカニズム理解
感情コントロール
建設的な伝え方
学び方オンライン講座
(動画+テキスト)
学習期間約1〜3ヶ月
対象者教育・企業・介護職
保護者など感情教育に関心のある方
受講場所自宅や職場などオンライン学習環境下
費用目安一般:39,600円(税込43,560円)
モニター:19,800円(税込21,780円)
活かせる場学校教育・企業研修
家庭での感情コントロール支援などで活用可能

怒りの感情を正しく理解し、適切に表現するためのスキルを学ぶ講座です。

心理学的理論と実践的なワークを通じ、ストレス管理や人間関係改善に役立つ知識を習得できます。

教育・職場・家庭など、あらゆる場面で応用できる人気講座です。

アドラー心理学検定一級(日本統合医学協会)

日本統合医学協会より引用

主催団体日本統合医学協会
取得できる資格アドラー心理学検定一級
学べる内容勇気づけ理論
自己肯定感の育て方
対人関係改善法
学び方オンライン講座
(動画+テキスト)
学習期間約1〜3ヶ月
対象者教育・医療・心理支援・子育て支援
人間関係改善を目指す方
受講場所自宅や職場などオンライン環境で学習可能
費用目安一般:39,600円(税込43,560円)
モニター:19,800円(税込21,780円)
活かせる場教育・家庭・職場・カウンセリングなど
対人支援全般で活用可能

「勇気づけの心理学」として知られるアドラー心理学を、初級・中級の学びを経た上級レベルで体系的に学べる検定講座です。

対人関係のストレスを軽減し、他者と協力しながら前向きに生きるための思考法を学びます。

教育や家庭支援など、人と関わる仕事をしている方に特におすすめです。

メンタルアロマカウンセラー資格講座(日本統合医学協会)

日本統合医学協会より引用

主催団体日本統合医学協会
取得できる資格メンタルアロマカウンセラー資格
学べる内容香りと心理学の関係、ストレス緩和
自律神経ケア
学び方オンライン講座
(動画+テキスト)
学習期間約1〜3ヶ月
対象者アロマ・心理・福祉
医療分野に関心のある方
受講場所自宅(オンライン完結)
費用目安一般:59,600円(税込65,560円)
モニター:29,800円(税込32,780円)
活かせる場サロン・福祉施設・在宅ケア
カウンセリングなどでの心理支援に活用可能

香りの心理的効果を理解し、メンタルケアに応用する講座です。

ストレスケア・睡眠改善・リラクゼーションなどに役立ち、心理支援やサロンワークでも活かせます。

受講特典として、ハンドリフレ講座とアートセラピー初回鑑定無料が付属します。

メンタル心理カウンセラー(JADP)

JADP(日本能力開発推進協会)より引用

主催団体JADP(日本能力開発推進協会)
取得できる資格JADP認定メンタル心理カウンセラー®
学べる内容臨床心理学
カウンセリング理論
ストレスや不安への対応法
傾聴技術
学び方オンライン講座
(動画+テキスト)
学習期間学習内容や個人のペースにより異なる
対象者心理支援職を目指す方、
教育・医療・企業などで人と関わる仕事をしている方
受講場所自宅でオンライン学習が可能
費用目安約3〜6万円前後(教材費込み)+受験料5,600円(税込)
活かせる場医療・教育・企業・地域などでのカウンセリング
メンタルサポートに活用可能

心理学の基礎から応用までを学び、カウンセリングの理論と実践力を身につける定番講座です。

心理職の登竜門として人気が高く、幅広い分野でメンタルサポートに活かせます。

オンライン中心で学びやすく、初めて心理を学ぶ方にも安心です。

心理カウンセラー(日本メディカル心理セラピー協会)

メンタル士心理カウンセラー®資格(メンタル心理資格)認定試験

日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)より引用

主催団体日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)
取得できる資格メンタル士心理カウンセラー®
学べる内容心理学の基礎
ストレス症状の理解
症状別対応法
カウンセリング実践
学び方オンライン講座
(動画+テキスト)
※指定講座を受講後、認定試験受験
学習期間学習内容や個人のペースにより異なる
対象者医療・福祉・教育・企業など
人と関わる仕事に携わる方
受講場所自宅・職場などオンライン環境下
費用目安受験料10,000円(税込)
講座費用 約5〜7万円前後
活かせる場医療・教育・企業・地域活動など
心理支援・相談業務に活用可能

心理学とカウンセリング技術を用いて、人々の心の健康を支える知識を学ぶ資格です。

在宅受験が可能で、初心者からプロを目指す方まで幅広く対応。

医療・福祉・教育など、実践現場でのメンタルサポートに役立ちます。

ヒプノセラピスト資格(日本臨床ヒプノセラピスト協会)

一般社団法人 日本臨床ヒプノセラピスト協会より引用

主催団体一般社団法人 日本臨床ヒプノセラピスト協会
(JBCH:Japan Board of Clinical Hypnotherapists)
取得できる資格JBCH認定ヒプノセラピスト資格
学べる内容ヒプノセラピー(催眠心理療法)の基礎理論
リラクゼーション誘導の方法
心の安定を支えるカウンセリングスキル
学び方JBCH認定スクールでの通学またはオンライン講座
(動画+テキスト)
学習期間学習内容や個人のペースにより異なる
対象者18歳以上であれば学歴を問わず受講可能。
自己理解や心理サポートに関心のある方、セラピーを学びたい方
受講場所全国のJBCH認定スクール
オンライン学習
費用目安約10〜15万円前後
(受講料・教材費・認定費含む/スクールにより異なる)
活かせる場カウンセリング・リラクゼーション・心理支援など、
人の心を支える分野で活用可能

JBCH(日本臨床ヒプノセラピスト協会)は、催眠心理学の普及と教育を通じて、安心して学べる環境を提供する一般社団法人です。

認定スクール修了後は「JBCH認定ヒプノセラピスト」として登録され、会員限定の勉強会や研修、法務・税務・保険などのサポートを受けることができます。

比較でわかる!心理・セラピー資格の選び方

心理・セラピー系資格は、学べる内容や活かし方によって特徴が異なります。

ここでは、主要な7つの資格を比較しながら、それぞれの特徴・学び方・費用感を整理します。

「理論を深めたい」「実践に活かしたい」「心を癒したい」など、目的に合わせて選ぶのがポイントです。

比較表|学べる内容・対象・学習形式・費用の違い

資格名主催団体主な学びの内容学び方学習期間費用目安(税込)特徴
アートセラピー資格講座日本統合医学協会色彩心理・描画分析・感情表現オンライン(動画+テキスト)約1〜3ヶ月43,560円(モニター21,780円)五感を使って心を癒す実践型講座。初回鑑定特典付き
アンガーコントロールインストラクター資格講座日本統合医学協会怒りの感情理解・伝え方・感情教育オンライン(動画+テキスト)約1〜3ヶ月43,560円(モニター21,780円)日常・教育・職場に活かせる感情マネジメント資格
アドラー心理学検定一級日本統合医学協会勇気づけ理論・自己肯定感・人間関係改善オンライン(動画+テキスト)約1〜3ヶ月43,560円(モニター21,780円)対人関係やコミュニケーションを学びたい方向け
メンタルアロマカウンセラー資格講座日本統合医学協会香りと心理学・ストレスケアオンライン(動画+テキスト)約1〜3ヶ月65,560円(モニター32,780円)心理×香りで学ぶ癒しのアプローチ。特典付き
メンタル心理カウンセラー(JADP)日本能力開発推進協会心理学基礎・傾聴技術・カウンセリング理論オンライン(動画+テキスト)学習内容や個人のペースにより異なる約3〜6万円+受験料5,600円心理学を基礎から学びたい方向けの入門資格
メンタル士心理カウンセラー(JAAMP)日本メディカル心理セラピー協会心理学基礎・ストレス対応・相談支援オンライン(動画+テキスト)学習内容や個人のペースにより異なる講座3〜7万円+受験料10,000円在宅受験が可能な心理カウンセリング資格
ヒプノセラピスト資格(JBCH)日本臨床ヒプノセラピスト協会催眠心理学・リラクゼーション誘導法通学・オンライン選択可学習内容や個人のペースにより異なる約10〜15万円心理支援・自己理解に活かせる専門性の高い資格

目的別おすすめ資格(理論型/実践型)

心理・セラピー系資格は、「理論を深めたい人」と「現場で実践したい人」とで、最適な講座が異なります。

ここでは、それぞれの目的に応じた代表的な資格を紹介します。

理論型|心理学を体系的に学びたい方におすすめ

心理学の基礎理論やカウンセリングの考え方を体系的に学びたい方には、以下の資格が適しています。

資格名特徴
認定メンタル心理カウンセラー(JADP)心理学や臨床心理学の基本から学べ、傾聴スキルやカウンセリング理論を身につけられる。心理分野の入門資格として人気。
アドラー心理学検定一級(日本統合医学協会)「勇気づけ」「自己肯定感」などをテーマに、対人関係や自己理解を深める心理学を体系的に学べる。教育・家庭・福祉など幅広く応用可能。

理論型の資格は、人の心の構造や心理的背景を理解し、思考の整理や支援の基盤を作るのに役立ちます。

心理職を目指す方や、ビジネス・教育現場で人と関わる機会の多い方におすすめです。

実践型|教育・福祉・ビジネス現場で活かしたい方におすすめ

心理理論を現場で応用し、感情や人間関係のマネジメントに役立てたい方には、次の資格が向いています。

資格名特徴
アンガーコントロールインストラクター資格講座(日本統合医学協会)怒りの感情を理解し、適切に伝える技術を学ぶ講座。教育・企業・介護などの現場で対人関係を円滑にするスキルが身につく。
メンタル士心理カウンセラー(JAAMP)ストレスや不安の理解を深め、在宅受験で心理支援の基本を学べる資格。相談業務や地域活動などにも応用できる。

実践型の資格は、「人と関わる現場で即役立つスキル」を重視したい方にぴったりです。

家庭・教育・職場など、さまざまな環境でコミュニケーションを改善したい人におすすめの分野です。

このように、自分の目的に合わせて理論と実践のどちらを重視するかを考えると、心理・セラピー系資格選びがより明確になります。

日本統合医学協会が選ばれる理由

心理・セラピー系資格の中でも、日本統合医学協会の講座が支持されている理由は、「体系性」「実践性」「安心の学習環境」の3点にあります。

① 医学的・心理学的根拠に基づいた体系的なカリキュラム

心理学・医療・福祉などの分野に基づいた内容で、感情理解・自己肯定感・ストレスケアなどを体系的に学べます。

理論だけでなく実践を重視した構成のため、初心者でも無理なくステップアップできるのが特長です。

② オンライン完結で全国どこからでも学べる

すべての講座が動画+テキスト形式で完結するため、仕事や家事の合間にも学習が可能です。

自宅や職場など、場所や時間に縛られずに資格取得を目指せる点が大きな魅力です。

③ 医療・福祉・教育など幅広い分野で活かせる実践力

修了後は、教育現場や介護施設、地域ボランティアなど、多様な現場で活かせる内容となっています。

「人の心と体を支える」という理念のもと、セルフケアから専門的支援まで応用できるのが強みです。

日本統合医学協会の心理・セラピー系講座は、以下の4分野を網羅し、心の健康を多角的に学べる内容になっています。

  • 感情理解を学ぶ「アンガーコントロール」
  • 自己肯定感を育てる「アドラー心理学」
  • 表現で癒す「アートセラピー」
  • 香りで心を整える「メンタルアロマ」

理論・実践・セルフケアのすべてを一貫して学べる点が、他団体にはない日本統合医学協会の強みです。

心理・セラピー資格を活かせる場面

心理・セラピー系資格で学んだ知識やスキルは、特定の職業に限らず、日常生活から専門現場まで幅広く活用できます。

「人の心に寄り添う力」を学ぶことは、自分自身のメンタルケアにもつながり、家庭・仕事・地域社会での信頼関係を深めるきっかけにもなります。

ここでは、資格取得後に活かせる代表的な3つの場面を紹介します。

医療・教育・介護でのメンタルケア

心理やセラピーの資格は、医療・福祉・教育など、人と関わる職場で役立ちます。

患者や利用者、児童・生徒の心理的サポートに活かせるほか、チーム内のストレスケアや職員間のコミュニケーション改善にも効果的です。

  • 医療従事者が患者との信頼関係構築に活用
  • 教育現場でのカウンセリングや子どもの情緒理解
  • 福祉・介護職でのメンタル支援や傾聴スキルの活用

自宅サロンや地域活動での応用

資格を活かして、自宅サロンや地域コミュニティで心理相談やセラピーを行う方も増えています。

アートや香りなどを取り入れたリラクゼーション型セラピーや、傾聴を中心としたカウンセリング活動など、自分のペースで活動を広げられます。

  • アートセラピーやアロマを用いた癒しのワークショップ開催
  • 地域イベントやボランティアでのメンタルケア活動
  • オンラインでの相談・セルフケアサポート

自分・家族のメンタルケアへの活用

心理・セラピー系資格は、他者支援だけでなく「自分や家族を理解する力」を養う点でも大きなメリットがあります。

ストレスの原因や感情の仕組みを学ぶことで、家族関係や職場の人間関係をより良く保つヒントが得られます。

  • 家族やパートナーとの関係改善
  • 子育て中のイライラ・不安のセルフマネジメント
  • 自身のストレス解消・心の整理のための学び

まとめ|自分に合った心理・セラピー資格を選ぼう

心理・セラピー系資格は、心のケアや人間関係の改善に役立つだけでなく、自己理解を深める学びとしても人気が高まっています。

資格ごとに学べる分野や目的が異なるため、「自分がどんな場面で活かしたいか」を意識して選ぶことが大切です。

たとえば、

  • 理論をしっかり学びたい方には「メンタル心理カウンセラー(JADP)」や「アドラー心理学検定一級」
  • 現場で実践したい方には「アンガーコントロールインストラクター」や「メンタル士心理カウンセラー」
  • 癒しやセルフケアを学びたい方には「アートセラピー資格」や「メンタルアロマカウンセラー」
  • 心理支援の専門性を高めたい方には「ヒプノセラピスト資格(JBCH)」

中でも、日本統合医学協会の講座は、医療・教育・福祉の分野に対応した体系的カリキュラムと、オンライン完結の学びやすさが特徴です。

初心者でも安心して学べ、日常・職場・専門現場のいずれでも活かせる実践的なスキルを身につけられます。

心理や癒しの資格は、自分と他者を大切にする「心の教養」でもあります。

目的や興味に合った講座を選び、日々の生活や仕事の中で、より良い人間関係と心の豊かさを築いていきましょう。


谷口 順彦

特定非営利活動法人日本統合医学協会理事
総合学園JOTアカデミー理事長

\この記事をお読みの方におすすめの資格!/


アートセラピー資格

自分や他者の心理状態を絵や造形を通じて把握し、心の健康をサポートする知識とスキルを習得します。カリキュラムでは、風景構成画法やアートセラピーの効果を学び、心療内科などの医療機関や教育現場、カウンセリングにも活かせる内容です。
資格取得後は、家族や身近な人への心のケア、ホームサロンの開業、企業カウンセリング室での支援など幅広い分野での活躍が期待されます。

アンガーコントロールインストラクター


心理学やカウンセリングの基礎から、アンガーコントロールの実践的な手法までを体系的に学び、職場や家庭、人間関係での良好なコミュニケーションと自制力を身につけることができます。オンラインで学べるため、忙しい方でも自分のペースで進められるこの資格は、セルフメディケーションの一環として、健康的な生活習慣をサポートします。

アドラー心理学検定


「人間の悩みはすべて対人関係である」
アドラーの言う「勇気」の3要素(①リスクを引き受ける能力 ②困難を克服する努力 ③協力できる能力の一部)の中身を知り、自らはもちろん周りの人も勇気づけられる物事の捉え方や考え方を身につけ、他者の行動の受け止め方や言葉がけの方法を実践的に学びます。