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メディカルアロマインストラクター資格とは?資格の特徴や取得できる講座について解説

「メディカルアロマに興味があるけれど、資格取得のためにはどんな準備が必要?資格取得講座の内容や実際に役立つスキルが学べるか知りたい。」そう思う方もいるかもしれません。

メディカルアロマインストラクター資格を取得するには対応した講座を受講する必要があります。

この記事では、メディカルアロマインストラクター資格の紹介と対応講座の概要、メリット・デメリット、受講方法、そして取得後の展望について詳しく解説します。

谷口 順彦

この記事では特定非営利活動法人日本統合医学協会が認定しているメディカルアロマインストラクター資格とその資格取得講座について解説しています。

\この記事をお読みの方におすすめの資格!/


メディカルハーブセラピスト

心と体の状態に合わせた精油のブレンディングなど、メディカルアロマの活用法を教授できる能力を認定する資格です。

メディカルアロマのスペシャリストとして、精油の専門知識だけでなく基礎医学や心理学など幅広い知識を習得し、目的に合わせた利用法を指導できる専門人材になることを目的にしています。

クリニカルアロマインストラクター


医療や福祉の現場でアロマセラピーの知識と技術を活かすことを目指します。精油が心身に及ぼす効果を深く学び、対象者や目的に応じた適切なアロマの使用法を身に付けることで、医療現場での代替療法や疾病予防、健康増進に役立てられます。クリニカルアロマセラピーは、西洋医学の補完的な役割を担い、統合医療としても注目されています。

センテナリアン検定


「人生100年時代」を生きる、支えるための生活習慣・介護・社会とのかかわり方など、健康面以外の知識も含め、総括的に学べます。介護士などの福祉関係者や看護師などの医療従事者の方など、高齢者とのかかわりの多い方に多く受講されています。
合格者は非営利活動法人日本統合医学協会のセンテナリアンアドバイザー資格が認定されます。

メディカルアロマとは

メディカルアロマとは、植物から抽出された精油(エッセンシャルオイル)を科学的な根拠をベースに活用し、心身の健康維持や不調の改善、病気予防を目的として行われるアプローチ法の一つです。

一般的なリラクゼーション目的のアロマテラピーとは異なり、解剖学や生理学、精油の薬理作用などを基に、安全かつ効果的な方法で活用することが特徴です。

メディカルアロマは、科学と自然を融合した新しい健康ケアとして、医療や福祉の現場で活躍の場を広げています。

メディカルアロマインストラクター資格とは


メディカルアロマインストラクターは、日本統合医学協会が認定する資格で、精油(エッセンシャルオイル)の専門知識に加え、メディカルハーブ、基礎医学、心理学、カウンセリング学など幅広い分野の知識を習得し、心身の健康維持や不調の改善を目的としたアロマセラピーの活用法を指導できる専門家です。

この資格を取得することで、医療や福祉の現場、教育機関、地域活動など多様な場面で、個々の症状や目的に応じた精油の選定やブレンド方法の提案、セルフケアの指導や健康アドバイスなど行うことが可能になります。

近年、ナチュラル志向の高まりとともに、医療や介護の現場における補完療法としての需要が増加しており、今後ますます注目される資格といえるでしょう。

メディカルアロマインストラクターは、癒しを超えた「自然の力を活かした健康維持の専門家」として、多様な場面で活躍が期待されます。

こんな方におすすめ

メディカルアロマインストラクター資格は、以下のような方に特におすすめです。

  • 将来の仕事につなげたい
  • ボランティアやイベント活動に役立てたい
  • 自分自身や家族の健康に活用したい
  • 医療や福祉の現場で活用したい
  • メディカルアロマインストラクターとしての講師活動をしたい

メディカルアロマインストラクター資格は、アロマセラピーを実践的に学び、活用したい方におすすめです。

将来的にアロマ関連の仕事に就きたい方や、ボランティア活動やイベントで役立てたい方、自分自身やご家族の健康管理にアロマを取り入れたい方にもおすすめの資格となっています。

資格を取得することで、メディカルアロマの知識を基に精油のブレンディング技術を学び、専門的なアドバイスができるようにもなります。

医療や福祉現場での統合医療の普及に貢献したい方にも、幅広い知識と実践的なスキルを身につけることができるでしょう。

メディカルアロマインストラクター資格のメリット・デメリット

メディカルアロマインストラクターの資格を取得するメリット・デメリットをまとめました。

資格の取得を検討している方は、良い面と悪い面の両方を確認してから、講座を申し込むか決めてもよいでしょう。

メリット

メディカルアロマインストラクターの資格を取得をするメリットは以下のとおりです。

  • 専門知識が身につく
  • キャリアの幅が広がる
  • 家族や自分の健康管理に役立つ

メディカルアロマインストラクター資格を取得する最大のメリットは、アロマに関する専門知識が学べる点です。

メディカルアロマインストラクター資格対応講座を受講することでアロマセラピーに加え、基礎医学や心理学、メディカルハーブといった広範な分野の知識を学べます。

これにより、アロマの専門知識だけでなく、心と体の健康全般に関する深い知識獲得が可能です。

さらに、インストラクター資格を取得することでアロマのスペシャリストとして指導ができるようになり、キャリアの選択肢も広がるでしょう。

また、学んだ知識は日常生活や仕事にすぐに活かせる実践的な内容で、特に自律神経や更年期、介護などのライフステージに対応するスキルを身につけることができます。

デメリット

 メディカルアロマインストラクターの資格取得のデメリットは以下のとおりです。

  • オンライン学習による様々な制限がある
  • 3か月以内に受講修了する必要がある

メディカルアロマインストラクター資格の取得には対応している講座の受講が必要です。

この講座はオンライン形式での学習のため、慣れるまでに時間がかかるという課題があります。

特に端末操作に不安がある場合、スムーズな学習進行が難しいことも考えられるかもしれません。

メディカルアロマインストラクター資格取得講座の受講期間は通常3ヶ月ですが、期間内に終了できなければ延長するのに追加料金が必要になります。

思わぬ追加費用が掛かってしまう可能性があるのもデメリットの1つです。

ただし、1日あたり30分程度の学習時間で大丈夫と公式サイトにも表記がありますので、受講期間の延長が発生してしまうことはほとんどないと考えられます。

メディカルアロマインストラクター資格を取得するには?

メディカルアロマインストラクター資格を取得するには、日本統合医学協会が提供する「メディカルアロマインストラクター資格対応講座」を受講する必要があります。

ここでは、メディカルアロマインストラクターの資格を取得する方法をまとめました。

受講料や合格後の手続きも分かるので、ぜひチェックしてみてください。

メディカルアロマインストラクター資格対応講座を受講

メディカルアロマインストラクター資格を取得するためには、日本統合医学協会が主催している「メディカルアロマインストラクター資格対応講座」を受講する必要があります。

講座受講の手順は以下のとおりです。

  1. 公式サイトから申し込み
  2. 教材やテキストが自宅に届く
  3. 授業スタート(2.5ヶ月~3ヶ月)
  4. オンライン試験
  5. 日本統合医学協会に資格申請
  6. メディカルアロマインストラクター資格認定証が自宅に届く

この講座はオンラインで簡単に申し込むことができます。

講座を申し込むと、約1週間ほどで登録した住所に教材(テキストと精油)が届き、eラーニング用のログインIDとパスワードがメールで送付されます。

学習は専用システムを使用し、約90日間で10科目を学び進めます。

すべての学習を終えた後、オンラインで試験を受けることができます。

この試験に合格後、資格申請を行うことで約2ヶ月後に資格認定証が郵送されます。

メディカルアロマインストラクター資格対応講座の費用

メディカルアロマインストラクター資格対応講座の受講費用は通常88,000円(税込)ですが、キャンペーン中には52,800円(税込)で受講できます。

さらに、期間限定・オンラインのみの特典として、ハンドマッサージやメディカルハーブ実習の特典講座、メディカルアロマ検定指定精油10本、初年度年会費無料などを実施している場合もあります。

このキャンペーンは期間限定となっており、最新情報は下記公式サイトをご確認ください。

メディカルアロマインストラクター資格講座

受講料には教材費、資格申請料、消費税が含まれており、別途かかる費用として、振込手数料、インターネット接続料、受講期間延長や再試験の申請料、資格取得翌年度以降の年会費、分割払い時の分割手数料などがあります。

合格後は日本統合医学協会に資格申請手続きが必要

試験合格後は、日本統合医学協会に資格申請することで認定証がもらえます。

合格すると公式サイトのマイページから申請・入会手続きを行いましょう。

日本統合医学協会に入会するには「統合医療に関心を持ち、当協会の活動や目的に賛同いただける方」という条件があります。

年会費は初年度免除されます。

2年目からは年会費として7,000円(不課税)が必要ですがお仕事に活用しようと考えている人は資格の保持は必須です。

メディカルアロマインストラクター資格対応講座について

日本統合医学協会が提供するメディカルアロマインストラクター資格対応講座は、メディカルアロマセラピーに関する幅広い知識を学べる充実した内容です。

受講者にはテキストと精油が届けられ、eラーニングを通じて学習を進めます。

教材は精油18種類や基材の活用法を含む実践的な内容が充実しています。

講座内容は10科目で構成されたカリキュラムを通じて、以下の4つの項目を学ぶことが可能です。

  1. メディカルアロマセラピーの基礎
  2. 精油が人体に作用するメカニズム
  3. 基礎医学や心理学の知識
  4. 医療・健康へのアロマの応用法

特に精油学では、ラベンダーやイランイランなど計18種類の精油について、その成分や効果を深く理解することが可能です。

また、安全な使用法や関連法規も学べるため、実践的なスキルが身につきます。

この講座は、アロマセラピーの知識を体系的に学びたい方に最適で、医療や健康への応用を目指す方の資格取得をサポートします。

まとめ

メディカルアロマインストラクター資格対応講座は、統合医学の基礎から精油の安全な使い方、心身への応用まで幅広い知識を学べる講座です。

オンライン講座のため、自分のペースで学習を進められる一方、自己管理や実技習得には課題もあります。

費用や学習環境を考慮し、自分に合った方法で挑戦することで、アロマセラピーの知識を最大限に活かせるでしょう。


谷口 順彦

特定非営利活動法人 日本統合医学協会理事

公益財団法人日本空手道連盟 日本空手道清志館専属トレーナー
NPO法人日本救急蘇生普及協会インストラクター
公益社団法人日本アロマ環境協会認定 アロマテラピーインストラクター

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メディカルハーブセラピスト

心と体の状態に合わせた精油のブレンディングなど、メディカルアロマの活用法を教授できる能力を認定する資格です。

メディカルアロマのスペシャリストとして、精油の専門知識だけでなく基礎医学や心理学など幅広い知識を習得し、目的に合わせた利用法を指導できる専門人材になることを目的にしています。

クリニカルアロマインストラクター


医療や福祉の現場でアロマセラピーの知識と技術を活かすことを目指します。精油が心身に及ぼす効果を深く学び、対象者や目的に応じた適切なアロマの使用法を身に付けることで、医療現場での代替療法や疾病予防、健康増進に役立てられます。クリニカルアロマセラピーは、西洋医学の補完的な役割を担い、統合医療としても注目されています。

センテナリアン検定


「人生100年時代」を生きる、支えるための生活習慣・介護・社会とのかかわり方など、健康面以外の知識も含め、総括的に学べます。介護士などの福祉関係者や看護師などの医療従事者の方など、高齢者とのかかわりの多い方に多く受講されています。
合格者は非営利活動法人日本統合医学協会のセンテナリアンアドバイザー資格が認定されます。